【動画制作者が解説】動画がイマイチの時、見直すポイントを解説!【VYOND】

こんにちは!

埼玉県越谷市にて企業様向けに伴走型の動画制作サービスをご提供している、アニメLaboの寺井です。

様々なソフト、アプリなど技術開発が進み、動画制作はどんどん簡単に、作業時間が短くなっている昨今。

とはいえ、出来上がった動画や上司に提出する前の動画を改めて見直した際、「なんか違うな・・・」といった感じたことはありませんか?

どこが微妙なのかハッキリ分かるならその部分を修正すれば、たいてい問題ありません。

が!

今見ている動画に違和感は感じるものの、どこが悪いのか良く分からないこともあります。

そこで今回はVYOND動画を作る際、イマイチだと感じたときにどこを見直すといいのか、ポイントを解説していく記事となります。

CHECK!
スマートフォンでの簡易的な撮影や、各種動画素材を活用したクラウド型の動画内製化が増加していく一方で、作った動画がなんだかイマイチ・・・といった悩みも増えていきます。
今回はその悩みにライトを当てていきます。

寺井

動画制作者の寺井です。今回は見直す順番なども解説していきますので、ぜひご確認くださいね!

この記事は、こんなお悩みをもつ方向けに作成しています。

この記事はこんな方にオススメです

〇打合せまでしてしっかり練ったはずなのに、何か違う動画になってしまうことがあった
〇動画を見直していると、「話の流れ」がイマイチ良く分からない・・・
〇VYONDで作ったとき、シーンが単調になりがち
〇VYONDで動画を作ったけど、どこか微妙と悩んでいる

この記事を書いているのは当ブログ運営の寺井です。

制作者として企画・台本ベースから打合せをし、そして動画制作をしながらも、動画に関わるお役立ち情報を発信しています!

この記事を書いている人

アニメLaboの代表クリエイター:寺井

企業向けに動画制作をしており、主にアニメや実写×アニメの動画を制作。

分かりにくいものを分かりやすく動画化することが強み。

お客様に寄り添う伴走型の動画制作を軸に、マーケティングの観点から動画活用のアドバイスも。

<参考資格>
VYOND認定、YouTube動画広告

<ご対応実績一例(敬称等略)>
イオン同友店会、野村総合研究所、東京都中小企業振興公社 他


目次
 01.イマイチだと感じたときの言語化と見直す順番
   01-1.順番01.動画の目的を見直す
   01-2.順番02.動画の流れは論理的か見直す
   01-3.順番03.シーン構図がズレていないか見直す
 02.まとめ
 03.EX:VYOND動画のレベルアップには何をする?
 04.おわりに


01.イマイチだと感じた時の見直す順番

早速結論に入りますが、見直す順番とポイントを簡潔にあげていきます。

  1. 動画の目的/伝えたいことがしっかり入っているかを見直す
  2. 次に、動画の流れは論理的か?筋が通っているか?を見直す
  3. 最後に、シーン構図が話している内容と合っているかどうかを見直す

1と2は文字ベース、つまり台本(シナリオ)の段階でも確認可能です。

寺井

だいたいこの順番を見直せば、技術的な問題はさておき大きく外すような動画にはならないでしょう。続いてはもう少し具体的に解説します。

01-1.動画の目的/伝えたいことがしっかり入っているかを見直す

まず初めに、企画段階で決めた「動画の目的」や「視聴者に伝えたいこと」が動画の中に含まれているかを確認しましょう。

手紙(最近はLINEなどでしょうか?)のラブレターでも謝罪文でも相手は明確ですし、その相手へ伝えたいことはハッキリしているはずです。

そして、ビジネス目的の動画であれば企画に以下内容が必ず含まれていますので、一度振り返ってみましょう。

  • 誰に見てもらうのか・・・視聴者、ターゲット
  • 動画の目的・・・視聴者に~をしてほしい、~と感じてほしい、~と伝えたい、視聴後に~と行動してほしいなど
要注意

「誰に」「何を伝えたい」は動画の土台です。

ビジネスにおいて上記が無い動画を作ろうとしても、台本(シナリオ)はもちろん、シーン構図のイメージすら湧かないでしょう。

具体的に例えてみたいと思います。

企画部分を作るにはサンプルが無いと話になりませんので、事業や商品を記載した架空のサンプル、そして動画への落とし込みサンプルを用意しました。

サンプル例
  • 事業内容:埼玉県の地域密着整体院
  • ターゲット層;整体院と同じ市、役職付き、40歳代でデスクワークのサラリーマン
  • ターゲットの悩み:デスクワーク中心で楽なはずだが、年齢を重ねるにつれ腰の痛みが無視できなくなってきた
  • 商品:腰痛のための整体お試し
    ※簡潔に書くのであれば腰痛が悩みで、姿勢矯正が商品です。
     ターゲットは姿勢が悪いことを認識していない体とし、分かりやすい言葉で表現しています。
「誰に、何を伝えたい」の例
  • 誰に:男性、40歳代、デスクワークのサラリーマン
    ⇒デスクワークで頑張っているあなたへ!最近腰の痛みを感じていませんか?
    (合わせて、中年のスーツ男性を登場させる)
  • 何を伝えたい:
    ①腰痛のための整体を一度試してほしい
    ②初回は格安であることをアピールしたい
    ⇒腰痛をなんとかしたい・・・そんなあなたのために、初回のみ70%引きで整体をご提供しています
    ③地域密着、実績があって安心できることをアピールしたい
    ⇒自己紹介の文言、●●市で何年やっています!
     (合わせてお客様の画像、お客様の声を入れる)

上記のようにサンプルを用意しました。

「誰に、何を伝えたい」がぼやけてしまうと伝わりにくい動画となってしまいますので、しっかり確認していきましょう!

寺井

経験則ですが、ターゲット像と目的が具体的であればあるほど、シンプルでストレートな言葉を使いやすい傾向。続いては動画の流れについて解説していきます。

01-2.動画の流れは論理的か?を見直す

続いては動画の流れについて。

これは台本やシナリオの隣に番号などを振って大まかな枠を作ってあげると、どの部分で何を話した(伝えた)方がいいのか、話の流れがどういうものかを分かりやすくなります。

ちなみに、有名なものですと「起承転結」があげられますが、私はあまり使っていません。

勉強はしたもののいざ実践となった際、商品紹介や解説の動画で起承転結ってどう区切れば・・・と頭を抱えました。

そこで、私はビジネス用動画やYouTubeコンテンツ動画の区切り方として、以下をオススメします!

結論/理由や根拠/詳細や背景/まとめ

この方式で区切っていくと、ここまでが結論でここからはその理由で・・・と話の流れを理解しやすいのです。

寺井

私自身この区切り方を使用して、実際にお客様からいただいた台本について修正提案をし、お褒めの言葉をいただけることもありました。

また、1人1人の感覚もありますが、場合によっては詳細や背景部分が冗長、つまり長すぎてグダグダな気がすることも気付けるのではないでしょうか。

少まとめとして、区切りをつければこのようなことができるようになります。

話す(伝える)順番を入れ替えたり、余計な部分を削ったりすることができ、クオリティアップ

動画の流れに違和感がなく、一貫性を持たせることができる

MEMO

理論・証拠の際に、有効なデータがあると納得感が更にアップします。


01-3.シーン構図が話している内容と合っているかどうかを見直す

最後に、1シーンごとにそのシーン構図が今話している内容と合っているか?について確認します。

これは個人の感覚も含まれたり技術的な問題も含まれるため、分かりやすいものだけお伝えします。

明らかに違和感を感じるシーンは無いか?を見直しましょう

一例

・キャラクターの表情が話している内容と合っていない
 →苦しい状況のはずなのに笑顔になっている など

・文字が隠れて見えない

・曲や効果音が大きすぎてキャラクターの声が聞こえない

・アニメーションが変に途切れてしまっている
 →キャラクターの消えるタイミングが早すぎて白画面が変に残る など


02.まとめ

簡単にまとめを記載いたします。

「誰に、何を伝えたいのか」を確認

企画部分を振り返ってみましょう。

「動画の流れ」を確認

台本(シナリオ)を大きな枠で区切ってから確認しましょう。

「1シーンごとに」話している内容と合っているか確認

キャラクターの表情が内容と合っているか、音のバランスなど確認しましょう。

03.EX:VYOND動画の技術向上には何をする?

ここまで解説しておいて何ですが、そもそもの疑問があります。

「経験積めば全部解決するのでは・・・」

はい、その通りで様々な動画研修や質問応対のサービスがあります。

例えば、VYONDの日本代理店;ウェブデモ社でも研修サービスがあります。

VYONDでの動画制作を学びたい企業様へ

「すぐに」「わかりやすく」「伝わる」動画のコツが学べるコースをご用意しております。

https://animedemo.com/onlinetraining/

また、アニメLaboでは法人、個人の方向けにそれぞれVYOND相談サービスをご用意しています。

VYOND制作において、商品PRや企業紹介、研修、YouTubeコンテンツなど様々な動画の制作経験があるアニメLaboがあなたのVYOND動画制作を徹底的にサポートします。

研修との違いは、「シーン構図の提案」や「その時その場で分からないことを聞ける」などで、担当者育成、クオリティアップを目指される方にはとてもオススメです。


04.おわりに

今回は動画の見直しとその解決に役立ちそうな確認などをご紹介させていただきました。

MEMO
いったん戻って目的の見直しをすると、迷いが晴れてまっすぐに動画制作をすることが出来る・・・そんなこともあります。
ぜひ自社でも活用できるか考えてみてください。

また、アニメLaboでは動画制作も承っていますので、お気軽にご相談ください。

動画に関するご相談は無料ですので、まずはあなたが抱えているお悩みだけでもお聞かせください。

ここまでお読みいただきありがとうございます!

何かご質問がありましたらお気軽にどうぞ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です